監督:水崎淳平 声の出演:山寺宏一 高木渉 加隈亜衣

<レビュー>
バットマン御一行が日本の戦国時代で大暴れ!
程よくアメコミタッチの絵でアメリカナイズドならぬジャパナイズドされた世界観、
全編ド派手なアクション満載で繰り広げられます。
私は元々アメコミが特に好きではなく、バットマンもキャラを見たことある程度で内容をよく知りません。
なのでオリジナルのキャラ設定や性格が分からないので比較は出来かねますが、
バットマンよりその周りのロビンをはじめとしたキャラの魅力は何となく伝わってきました。
そしてバットマン側より何より宿敵のジョーカーとハーレイ・クインのペアが最高でした!!
ホントサイコでいいキャラしてます!
しかしどのキャラも甲冑など和装が違和感なく合っています。
が、肝心の内容はというと普通かなと。
序盤からアクション満載でそれこそ城がトランスフォームしたりなど映像も派手なのですが、
胸熱な場面や展開が個人的には全然なかったです。あくまで王道的でした。
ある意味裏切らないので安心して見られるとは思いますが。
またバットマン自身のキャラとしての魅力が弱く戦いでの強さも弱い印象で残念でした。
私がオリジナルを見ていないってのもありますが。
あと、せっかく日本が舞台なのでオリジナルキャラかあのコウモリ衆の頭領のもっと見せ場や活躍も見たかったですね。
確かに和風満載だけど舞台がただ戦国の日本ってだけで必然性やそれ以上の何かが感じられなかったですと辛口。
とにかく私にとってはジョーカーとハーレイ・クインでした。
バットマンのファンの方はまた印象が違うかもしれません。


評価:★★☆


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