監督:リドリー・スコット 主演:マイケル・ファスフェンダー

<レビュー>
映画「エイリアン」の前日譚を描いた新シリーズ2作目。
前作「プロメテウス」が公開してからもう6年も経っていたんですね...。
公開時あまり「エイリアン」の前章ということを知られていなかったみたいですが、今回は遂にタイトルに"エイリアン"の名前も付いてしまい、、、
ポスターにもエイリアンのシルエットがあり、主人公のダニエルズもリプリーを明らかに意識した感じ...(汗)

実際、旧「エイリアン」シリーズのオマージュ的シーンが多数ありましたw
シャワーシーン、エイリアン追跡、エアーロック、クレーンなど。
旧シリーズファンとしてはまぁ楽しめますが、一応本家で生みの親であるリドリー監督がそれをやってしまっているのが少し残念でもあります。
けれども個人的には「プロメテウス」より楽しめました。
そして今回のエイリアンは1体1体強いというかすばしっこいというか、しつこいというか。
旧作と比べて色んな意味で恐ろしかったです草
映像もCGなどの発達によって旧作に比べ芸術性や神秘性などは薄れた印象ですが、普通のSFパニック・ホラーとしては悪くなかったと思います。個人的には好きです!
しかし幾らエイリアンが出ていても旧シリーズとはやはり別です。
リプリーが居たらまた違ったのかな...
でも「エイリアンvsプレデター」はリプリーなしでも「エイリアン」感はあった気が。
そもそもあの黒い粉みたいな物から誕生する設定が好きじゃないです...。
どちらかといえば「スタートレック」の方が近いかなと。
ともあれくどいようですが、普通のSFパニック・ホラーとしては好きです!
オチが超が付くほど後味悪いですけどねw

評価:★★★★




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